2010年6月の園だより(2010.6.2)
***おねがい*** 健康に十分注意されちょっとした体調の変化も登園時や連絡帳などでお知らせください。
トイレの躾と同じように日常的な躾は六つまでに何回も繰り返して仕込んだ。箸の使い方、傘もかしげ、肩引きといった路上での儀礼(エチケット)も六歳までに躾けた。 厳しく教え込むのではなく、親のしている事を優しくなぞらせるのがよいとされた。
言葉は心を示すから言霊(ことだま)という。どんな人にも優しく丁寧に。子どもに話しかけ会話の中で身につけさせた。テレビのように一方的に受けていては頭が働かない。 会話なら、相手に対して自分の言葉で答えなくてはいけないので上達する。そういう訓練を九つまでにせよとの教えである。商人は世辞が言えなくてはいけない。会話を弾ませるつなぎ言葉。九つでこれが言えて舌が巻き舌のようによく動く子どもは将来は立派な商人になると言われた。